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【2026年4月第4週(前半)】ロマンス詐欺に注意|「会ったことがない人」への送金は危険

📅 2026年4月21日 🔄 更新:2026年4月25日 🛡️ 詐欺から身を守る 編集部

2026年4月第4週(前半)、マッチングアプリ・SNSを悪用したロマンス詐欺の被害が全国で急増しています。
長期間にわたって「恋人」あるいは「信頼できる友人」を演じながら感情的なつながりを深め、最終的に金銭を要求する手口は、金銭的な損害だけでなく深刻な精神的ダメージも残します。

被害額は一件あたり数百万円〜数千万円に達するケースが相次いでおり、被害者の約半数は「まさか自分が騙されるとは思わなかった」と証言しています。本記事ではロマンス詐欺の実態を深掘りし、見分け方・対策を詳しく解説します。

💔 重要:「オンラインだけで知り合った人」「一度も会ったことがない人」への送金は、理由を問わず絶対にやめてください。

今週の主な詐欺事例

① 「米軍医師」を名乗る外国人との長期交際(54歳女性・被害額2,100万円)

マッチングアプリで「アメリカ陸軍の軍医」を名乗る外国人男性とマッチングしました。流暢な英語と自然な日本語翻訳、プロフィール写真は整った外見のアジア系男性で、まったく疑いを持ちませんでした。

毎日「おはよう」「今日も仕事頑張って」「あなたのことしか考えられない」というメッセージが届き続け、7ヶ月間にわたって親密な関係が続きました。「イラクへの任務が決まった。帰国したら必ず会いに行く」という約束もありました。

その後、「任務地で部下が重傷を負い、緊急輸血に費用が必要」「帰国のための航空券代が用意できない」「日本に送った荷物に高額な関税がかかった」という相談が次々と届き、合計8回にわたって送金。総額2,100万円が失われました。
警察に相談し、写真を画像検索したところ、アメリカ人モデルの写真が無断使用されていたことが判明しました。

🔍 ポイント:「米軍」「海外在住の医師・エンジニア」はロマンス詐欺の定番設定。会えない理由として「任務」「仕事」「ビザ問題」が使われます。写真はモデルや別の実在人物のものを無断使用。Google画像検索で確認できます。

② Instagramで知り合った「成功した日系投資家」(41歳男性・被害額920万円)

Instagramで「シンガポール在住・日系3世の投資家」を名乗る女性からフォローとDMが届きました。「日本文化が大好きで日本語を勉強している」という設定で、自然な日本語でやり取りが続きました。

「父が日本の大手製造業の元役員だった」「自分は父から受け継いだ資産を運用している」という話から「一緒に投資をしてみませんか」と提案。最初に10万円を送金すると「19万3,000円になりました」という報告とともに、専用の「投資ダッシュボード」の画面が送られてきました。

信頼した男性は退職金と貯蓄から920万円を入金。出金しようとすると「コンプライアンス審査料50万円」「海外送金手数料80万円」を次々と請求。これ以上の送金を断ったところ、相手のアカウントが突然消滅しました。

🔍 ポイント:ロマンス詐欺と投資詐欺を組み合わせた「ピッグ・ブッチャリング(Pig Butchering)」と呼ばれる手口で、世界的に急増中。投資ダッシュボードは詐欺師が作った偽のシステムで、残高は架空の数字です。

③ 「共通の友人がいる」という設定で近づいた詐欺(37歳女性・被害額340万円)

Facebookで「○○さんから聞いた、同郷の人間です」とメッセージが届きました。実際に同郷の知人がいたため、疑わずに返信。4ヶ月間、仕事・趣味・家族の話など日常的な会話が続きました。

ある日「急に父親が倒れた。救急の手術費用が今夜中に必要なのにカードが使えない」と相談が来ました。「共通の知人もいる人だし」という気持ちから50万円を送金。「すぐに返す」という言葉を信じ、その後も「仕事の入金が遅れた」「弁護士費用が必要」などの理由で合計340万円を送金しました。
共通の知人に確認すると「そんな人は知らない」と判明し、詐欺であることに気づきました。

🔍 ポイント:「共通の知人」という設定で警戒心を大きく下げます。「急病」「事故」「緊急」「今夜中」はロマンス詐欺の定番トリガーワードです。どんな親密な関係でも、会ったことのない人への送金は絶対にやめましょう。

ロマンス詐欺の7段階進行パターン

  1. 📱 接触:SNS・マッチングアプリで「偶然」フォロー・マッチング。魅力的なプロフィール写真(他人の写真を無断使用)
  2. 💬 信頼構築期(1〜3ヶ月):毎日連絡し、仕事・趣味・家族の話で親密さを演出
  3. ❤️ 感情的絆の形成:「あなたしか信じられない」「会ったら結婚したい」という愛情表現
  4. 🚫 会うことの回避:「海外出張」「軍の任務」「ビザ問題」で対面を避け続ける
  5. 💰 第1回の金銭要求:最初は小額(交通費・医療費など)で「返すから」と約束
  6. 🔄 要求のエスカレート:「信じてくれないの?」と感情操作しながら金額を増やす
  7. 👻 消滅:目標額に達するとアカウントを削除し、連絡が途絶える

こんなアカウント・言動は要警戒

  • 🚩 プロフィール写真がモデルのように完璧な外見、または軍服・白衣など職業が明示されている
  • 🚩 「海外在住」「海外出張中」「軍・国連・NGOに所属」を名乗る
  • 🚩 出会ってから短期間(1〜2週間)で「愛している」「将来を共にしたい」と言ってくる
  • 🚩 ビデオ通話を求めると「カメラが壊れた」「通信状況が悪い」と断る
  • 🚩 他の写真を見せてもらうと同じ人物の別の写真が送られてくる(画像検索で別人と判明することも)
  • 🚩 「家族や友人には内緒にして」「あなたと私だけの秘密」と孤立させようとする
  • 🚩 英語→機械翻訳したような不自然な日本語文章が届く
  • 🚩 「緊急」「今夜中」「今日中」という時間的プレッシャーをかけてくる

被害を防ぐ具体的な行動

  • 🖼️ プロフィール写真をGoogle画像検索する:右クリック→「画像で検索」で別の人物の写真かどうか確認できます
  • 🎥 必ずビデオ通話を要求する:「今すぐ」と強く求め、断る・画像が不鮮明なら詐欺を疑いましょう
  • 💸 会ったことのない人への送金は絶対にしない:どんな理由でも、どれほど信頼していても
  • 👥 第三者に話す:家族・友人に相談すると、客観的に「おかしい」と気づいてもらえることが多い
  • 🏛️ 消費生活センター(#188)に相談:「詐欺かどうかわからない」段階でも相談できます

精神的ダメージからの回復

ロマンス詐欺は金銭的被害だけでなく、「信じていた人に裏切られた」という深い喪失感・自己嫌悪・羞恥心を残します。「なぜ気づかなかったんだろう」と自分を責める方も多くいます。

しかし、これは高度に組織化された詐欺グループによる犯罪です。あなたのせいではありません。
信頼できる人に話す、専門家のカウンセリングを受けることも、回復のための大切な一歩です。恥ずかしいことではなく、勇気を持って声に出すことが次の被害者を防ぐことにもつながります。

被害に遭ったら

  1. 🚔 警察(#110)に被害届を提出:証拠となるメッセージ・送金明細・アカウント情報を保存
  2. 🏦 送金に使った銀行に連絡:振込先口座の凍結依頼(振込詐欺救済法による返還の可能性あり)
  3. 📞 消費生活センター(#188)に相談:今後の対応方法をアドバイス
  4. 💻 使われたSNS・アプリに通報:同じ手口の被害を防ぐために報告する

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